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このスタジオGRACEメインブログからの抜粋です。

コチラのほうが読みやすいかと思いますので、良かったらクリックしてご覧ください

お宮参りの初穂料「金額」「のし袋の書き方、渡し方」など | スタジオGRACE (grace7777.com)

 

 

 

初穂料とは?何のこと?読み方は?

「初穂料」の読み方

初穂料は「はつほりょう」と読みます

 

 

「初穂料」とは?

神事のときに納めるお金のことを「初穂料」と言います。
 
 
 
 
 

昔は、その年に初めて収穫した農作物を豊作祈と感謝の気持ちを込めて神様にお供え(おそなえ)しました。

「初穂」=「その年に初めて収穫した穂 ( 稲・米 ) 」です。

しかし、最初のお米をお供えできるのは農家だけでした。

お米を作っていない者は、野菜・果物・魚などを供え、だんだんと「お金」をお供えするようになりました。

そして、神様にお供えする物は米に限らず「初穂」と呼ぶようになったのです。

 

初穂料は、神社への支払いのように感じてしまいますが、本来は神様への「お供え」だったんですね

 

初穂料、玉串料、祈祷料、お布施 どうちがう?

◆初穂料(初穂料)

神様に感謝の気持ちを伝えるお供えですので、慶事=お祝い事 に使います

あと、お守りをいただくときにも使います。

 

「初穂料」が使えるのは、

お宮参り/七五三/地鎮祭/新車お祓い/その他お祓い/お守り購入/お札購入

結婚式(神前式)にも「初穂料」は使えます。

のし袋の水引の結び方が違うので下記の「のし袋の選び方」をご参照ください。

 

初穂/初穂料は「感謝の気持ちや喜びの気持ちを表すもの」と覚えておきましょう

 

~~~~~~~

玉串料(たまぐしりょう)

玉串料(たまぐしりょう)の「玉串」とは、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたものです。

慶事にも弔事(ちょうじ=お葬式や法事のこと)、どちらにも使えます。

お守りやお札を購入するときには使いません。

 

玉串/玉串料は、「人の願いや気持ちを神に通じやすくするためのもの」と覚えましょう。

 

 

~~~~~~~

◆祈祷料(きとうりょう)/ご祈祷料

 

神社やお寺で祈祷を受けるときに、納めるお礼のお金(謝礼)

お寺へお初参りへ行くときは「初穂料」ではなく「祈祷料」と言います。

 

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馬場みのり

祈祷(きとう)とは、願いを神様へ伝え、叶えてもらうようにするための儀式です。

願いには、健康/安全/合格/必勝など、いろいろあります。

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リッキーさん

似た言葉で「祈願」(きがん)がありますが、これは、自分で直接、神様にお願いをすることです。

「祈祷」(きとう)は、神職や僧侶が行います。

祈願=自分でする

祈祷=誰かにやってもらう

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◆お布施(おふせ)

 

お布施(おふせ)とは、お寺に納めるお金。お坊さんにお経を読んでもらったり、戒名(死んだ人につける名前)をいただいたときに納めるお金のことです。

 

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馬場みのり

お布施(おふせ)は、お葬式、法事、法要で僧侶に渡すものと覚えておきましょう

初穂料 良くある失敗

  • 神社で、初穂料をのし袋に入れず、現金で渡したのが、うちだけだった。
  • 他の方はのし袋に入れていたのに、うちだけ茶封筒だった。
  • 表書きを普通のペンで書いた
  • のし袋の水引の結び方が間違っていた
  • のし袋の表書きに「初穂料」と書いて渡したら、他の家のは「御初穂料」と書いていた。
  • 内袋に何も記入せずに神社へ納めた
  • お札の向きが間違っていた
  • 用意した袋がどこにあるかわからず、受付でもたついてしまった
  • だれが払うかで、受付でもめた

 

お宮参りの初穂料、金額はいくら?

初穂料の金額

 

5000円~10000円が相場

行きたい神社のホームページで確認できます。

また、記載されていない場合は、電話でお問合せできます。

 

 

 

※お寺へ行く場合はお宮参りではなく「お初参り」「初参り」と言います

※お寺では御初穂料ではなく「御祈祷料」や「お布施」と書きます

 

 

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実際に電話をかけてみたのですが、どこも丁寧に教えてくださいました。

気になる点をまとめてから、尋ねることをリストにして、順序良く質問できるようにしておくと良いですね

ひとくちメモ

神社へ電話して質問することのリストを作ってみました♪

このまま言えばOKですよ~

ご参考にどうぞ♪

■聞くことリスト■

 

お宮参りの初穂料についておたずねしたいのですが…

 

  • 金額はおいくらでしょうか?
  • のし袋には入れたほうが良いでしょうか?
  • 双子の場合はどうなるでしょうか?(ふたごのとき)
  • 出張カメラマンによる撮影は可能でしょうか?(撮影を以来する場合)
  • ご祈祷の予約は必要でしょうか?
  • おむつ替えや授乳をする場所はありますでしょうか?
  •  

その他、気になることがあれば、リストに追加してくださいね!

双子の場合、初穂料はどうすればいいの?

 

神社のホームページに記載されている初穂料は基本的に1名分のことが多いです。

ですので、双子(ふたご)の場合は、2倍の2人分が必要な神社が多いです。

これは、神社にもよりますので、お電話で確認することをお勧めします。

 

 

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リッキーさん

神社のホームページに記載されている初穂料はお子様1名の料金です。

例えば、1万円と記載があれば、双子の場合は「1万円」+「1万円」となります。

のし袋に包むのなら、1人分ずつ入れ、2つのし袋を用意します。

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馬場みのり

初穂料には、授与品の原価も入っていますので、お食い初めの食器などの品がもらえるところであれば、当然2人分もらわないと~ってなりますよね。

ちょっと考え方が商売チックですけど…(^^;)

 

 

初穂料はどうやって渡す?

 

一般的には、のし袋に入れて渡します。

 

しかし、神社に問い合わせると、ご祈祷の受付窓口で現金でお渡しくださいというところもあります。

 

【電話して聞いてみたら…】

東京 明治神宮 1万円~ のし袋にいれても、現金そのままでもOK

大阪 住吉大社 1万円  のし袋にいれても、現金そのままでもOK

京都伏見稲荷 5000円 のし袋にいれても、現金そのままでもOK

…とのことでした。

 

 

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リッキーさん

現金そのままでもOKとのことですが、どうしようか迷った場合は、のし袋を使うほうが良いでしょう

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神社によっては、のし袋に入れても、現金だけ抜いて、袋を返されるところもありますが…。

現金を持って行って「のし袋に入れてください」と言われるよりは良いですし、

やはり丁寧で、しきたりを大事にしている感じがします。

 

 

初穂料「のし袋」について

 

のし袋の選び方、封筒でも良い?

 

のし袋は、水引が紅白の蝶結びになっているものを選びます。

 

 

水引が蝶結びの のし袋

ひとくちメモ

水引の蝶結び(ちょうむすび)は、花結び(はなむすび)とも言われ、

何度あっても良いことに使われる水引の結び方です。

現在は、簡略化され印刷になっていますが、大事な行事のときにはきちんと水引を結んだものを使います。

【用途】

お宮参り、七五三、出産祝い、お年玉、お中元、お歳暮など

初穂料「のし袋」書き方

 

のし袋の表には、上部に「御初穂料」、下部に「お子様のお名前(フルネーム)」を書きます。

 

使用するのは、毛筆、または筆ペン。

色は、黒です。

 

地域によっては、赤ちゃんのお名前の横に、保護者のお名前を書くところもあります。

難しい漢字には、読み仮名をふっておきましょう。

 

 

のし袋_表_書き方_画像の無断転載禁止

 

 

のし袋の中袋には、表側に金額を漢字で書きます。

数字は、難しいほうの漢数字を使います。

 

中袋の裏面には、住所とお子様のお名前をフルネームで書きます。

 

1万円=金 壱萬円

5千円=金 伍仟円

 

 

のし袋_中袋_記載事項_書き方_画像の無断転載禁止

 

封筒を使うときの書き方

 

封筒を使うときは、水引が印刷されたもの、または白い封筒を使います。

表書きは、のし袋と同じです。

 

封筒の裏面には、住所と金額を書きます。

 

封筒裏面は、細かい字が多いので、サインペンでも可。

ボールペンは不可。

 

 

初穂料_封筒_書き方_無断転載禁止

のし袋 お金について

 

お金の入れ方

 

のし袋にお金を入れるときは、お札、中袋、のし袋の表側をそろえて入れます。

 

お札は人物が描いてある方が表で、人物が上にくるように入れます。

 

 

のし袋_お金の入れ方_無断転載禁止

 

初穂料のお金、新札を入れる?

 

お金は、新札でなくても良いのですが、きれいなほうが好ましいです。

あまりにもしわくちゃなお金は控えましょう。

 

初穂料は誰が払う?

 

初穂料は誰が払うという決まりはありません。

神社やお寺の御祈祷の受付で、もめないように、あらかじめ決めておきましょう。

 

 

まとめ

 

お宮参りの初穂料についてご紹介しました。

ざっと、まとめると…

 

  • 神社では、

お宮参り(お宮詣り/初宮参り/初宮詣)と言い、「御初穂料」(おはつほりょう)を収める

 

  • お寺では、

初参り/お初参りと言い、「御祈祷料」(ごきとうりょう)を収める

 

  • 金額は5000~10000円が相場。

神社やお寺のホームページで調べるか、電話で確認すると良い。

 

  • お金はのし袋、または白い封筒に入れるのが良い。

 

  • のし袋の表には、上部に「御初穂料」下部に「お子様の姓名」を筆、または筆ペンで記載する

 

  •  中袋には、表に金額、裏に住所と名前を記載。

 

  •  封筒の場合は、表はのし袋と同じ、裏には住所とお子様の姓名。

 

  • お金を入れるときは、のし袋、中袋、お札、それぞれ表をそろえて入れる。

分からないことがありましたら、神社やお寺にお電話してお尋ねください。

事前に確認しておけば、お宮参り当日、安心しておでかけできます。

 

いつも読んでくださって、ありがとうございます!

 

 

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